脱サラ、元地方公務員、最近まで某農業法人にてブルーベリーの栽培をやっておりました。かんざきたつや、36歳です。
現在は、農業法人を退職し、独立起業の準備をしており、子どもたちの笑顔あふれる、お父さんお母さんも一緒に笑顔あふれる、ブルーベリー農園を自分で創るべく、日々まい進しております。
脱公務員の経緯や、ブルーベリー栽培を始めた経緯、やりたい農園のコンセプトについては、以下をご覧ください。
さて、最近、農業法人を退職し、独立起業にむけて準備を進めることとなり、事業計画などを作成したり、各種準備をしている矢先、Facebookの「友達申請」があり、見てみると、全く面識の無い人物でした。「???」と思いましたが、よく確認てみると、以前私の友人がFacebookでシェアしていた記事を書いている方であることがわかりました。
その方は、栃木県でバーテンダーをされていて、栃木県の名産であるイチゴのリキュールを作り、地域を元気にするという活動を志しています。ちなみに栃木県はイチゴのシェアNo1を長期にわたり保持しているいちご名産地であり、同県で開発された「とちおとめ」という品種が有名です。
その活動の資金としてクラウドファンディングにより支援を募っているようでした。
「クラウドファンディング」という言葉は聞いたことがあったものの、実際に直面したころはありませんでした。Google先生によると、「インターネットを経由して不特定多数の人が組織や個人に財源の提供や協力をするもの」とありました。例えば、幼稚園の子供たちのためににツリーハウスを立てたい・・・と志をもった人が、インターネットで協力者を募り、その活動内容に共感した人から活動資金などの提供を受ける・・・といったものだと解釈しました。協力者には、その支援金額などに応じてお礼がされるといった仕組みもあるようです。活動資金などを支援するといった意味合いからは、各種融資や株式投資にも似た側面がありますが、支援はプロジェクト単位で行われ、資金の使用目的がより明確であるとともに、よりたくさんの「共感」を得て成り立つものではないかと思いました。また、支援する期間を区切り、目標金額に達しない場合は返金することが基本のようです。
今回拝見させて頂いたクラウドファンディングの内容は、志が自分と重なるところもあり、また私もかつて栃木県に9年間ほど住んでいた愛着もあり、微力ながら支援させて頂くこととしました。
なお、このプロジェクトに興味のある方は以下をご覧ください。
実際に支援してみたら、これはかなり楽しいと思いました。微力でも自分の共感する活動に貢献できたことがはっきりと見える。私は少額ながら数年前から病児保育等の活動を行っているNPO法人への寄付を行っているのですが、定期的に活動報告や成果等を目に見える形で送付いただいているため、よりやりがいを感じることができます。この感覚に似ていると思いました。
クラウドファンディングの運営サイトに掲載されている他のプロジェクトもかなり面白いものがたくさんありました。自分でプロジェクトを立ち上げるときもくるかもしれません。
全くの偶然ですが、そのタイミングで、キングコングの西野亮廣氏の「新世界」(角川マガジンズ)という本をよんでおり、その中でクラウドファンディングについても、触れられていました。「お金とは『信用』であり、クラウドファンディングとは『信用を換金する装置』である。」と。「信用さえあれば、お金をつくれるようになってきた。お金を貯めた人ではなく、信用を貯めた人にあらゆるメリットを受け取れる時代が幕を開けた。」ともありました。実際に西野氏は、クラウドファンディングでこれまでに総額一億円以上の支援を受けており、個人で受けた支援額としては日本では史上NO1だそうです。共感し、応援したいと思うことも信用に含まれるように思います。
☆この本は、かなりおススメです⤵☆
物があふれ、価格やサービスの水準は、見た目にはほぼ同列。サービスを提供する個人に、より多くの関心が寄せられる時代・・・「何を買うか?」ではなく「誰から買うか?」が大切にされる。お金を使うなら、自分が個人として本当に価値を見出せる使い方をしたい人が多い。そんな時代へなりつつあるのではないでしょうか。
これからの自分の活動においても、念頭においておきたいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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