脱サラ、元地方公務員、今は某農業法人にてブルーベリーの栽培をやっております。かんざきたつや、36歳です。
子どもたちの笑顔あふれる、お父さんお母さんも一緒に笑顔あふれる、ブルーベリー農園を自分で創るべく、日々まい進しております。
脱公務員の経緯や、ブルーベリー栽培を始めた経緯、やりたい農園のコンセプトについては、以下をご覧ください。
先日、自宅のプランターで栽培していたサツマイモを収穫しました。私は、購入したサツマイモ苗を一旦、プランターで栽培し、そこから伸びたつるを畑に苗として植えています。流通している苗が老化していることが多いため、その対策としてこのような方法をとっています。
5月上旬のできるだけ早い段階で苗を購入し、プランターに植えます。土は、苗用の培養土でも問題ないと思います。
長野県ではこの時期はまだ寒かったり、遅霜の恐れもあり、サツマイモの植え付けには、少し早いと思います。このため、夜間は室内に入れるなどの寒さ対策を一定程度とり、一か月ほど経って、苗が伸長した部分を切り取り、半日ほど、とりおいてしおれさせ、それを畑に植えます。
つるは伸び続けるので、いつでも苗が採取できるのが強みです。畑への活着がうまくいかなかったところや、追加したい場合にもいつでも対応できます。
なお、この方法は「農家が教えるジャガイモ・サツマイモつくり(農文協)」に掲載されていた「菅野式サツマイモの省力多収栽培」と「図解家庭菜園ビックリ教室(井原 豊、農文協)」を参考に、自宅にある用具でできるように少しだけアレンジしたものです。
(こちらは「現代農業」という雑誌の増刷版として、サツマイモ・ジャガイモの内容を編集した本です。実際に活用できるかは試してみないとわからない点もありますが、事例が豊富です。)
(こちらは、耕起・全面施肥を否定し、溝施(割肥)という方法を推奨していたり、作物によってはむしろ不耕作を推奨するなど、この時代の本としては常識やぶりの内容も多く、まさにビックリ教室だと思います。)
なお、苗を採取した後もプランターのサツマイモはそのままにしておき、栽培を続けます。
サツマイモの葉はヒルガオ科の独特のハート型でかわいいので、個人的には観葉植物としても良いのではないかと思っています。
畑より少し早く植え付けているため、畑のものよりも収穫時期は早くなります。プランターの中で、しかも10本以上密植しているため通常の10分の1くらいのおおきさのさつまいもがコロコロとれます。
最近、妻と話していて、意外と重宝されていることが判りました。利点としては、
- 小さいので、洗ってレンジなどで加熱して切らずにそのままお弁当のおかずになる。
- 同様に子どものおやつになる。
- コガネムシなどに食害される率が低く、食害跡等を切り落とさずににすむ。
- 小さいので凹凸が少なく、洗いやすい。
小さい野菜というのは一般的には、規格外品になることが多いと思いますが、核家族化が進み、高齢の夫婦二人だけの家庭も増加してきています。コンパクトな使い切り野菜もニーズがあるかもしれません。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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