脱サラ、元地方公務員、最近まで某農業法人にてブルーベリーの栽培をやっておりました、そして今は起業し、自分のブルーベリー農園を準備しています。かんざきたつや(@ttykanz)、36歳です。
起業の詳細などは、下記のプロフィールページや過去記事などをご覧頂けるとうれしいです。
同じものを見たって、人によって全然違うものに見えるという不思議を再発見した件についてエピソードも交えて書いてみました。
同じものを見たって、人によって全然違うものに見えるという不思議
NPO法人が力をもつのは悪いこと?
私が8年程前から、支援(寄付)している「フローレンス」という認定NPO法人から活動報告書が届きました。
子どもが急に病気になったときに託児ができる訪問型の「病児保育」からスタートし、現在では、子育てや子どもにかかわる様々な社会問題のために活動しています。
「37.5℃の涙」という漫画(椎名チカ(フラワーコミックス、その後ドラマ化)のモデルになった団体です。
サービスインから15周年だそうで、活動報告書も読んでいて、こちらもうれしくなるような内容でした。
「世の中のために」という、かっこいい理由ではないのですが、
自分の賛同している事業に何かアクションをして、いきたい。
自分も含めて、世界が変わっていくのかもしれないと思ったのがきっかけでした。
ちなみに、認定NPO法人への寄付は、H23から所得税控除の対象になっているので、確定申告は必用ですが、おおむね半額くらいは還付されます。
本来税金となる額の一部が、NPO法人へ渡る。
すなわち、基本的に自分では決められない税金の細かい使途を、NPO法人を支援することで、より直接的に決められるってことになるんです。
これに気が付いたときは「おお~!」と思って、当時の同じ職場(県庁)の先輩に話したら、
「NPOが行政より力を持ったら困るじゃないか。」と言っていました。
行政とNPOが切磋琢磨して、足りないところを補えたら、ステキな世の中になる。
少なくとも、自分で気に入った社会活動へのお金を使えるのは、魅力だと思った訳ですが、
捉え方は、本当に人によって違うのだと痛感しました。
子どものお預かりサービスはじいさんばあさんの否定?
別件です。
「AsMama」という会社のサービスで、
突然託児などが必要になったとき、近隣の登録サポーターにお願いできるシステムです。
最小額はワンコインで、短時間での利用も可能です。
これを知ったときに、
なんて素晴らしいサービスだ。急な場合は、行政サービスでの対応が難しかったりするからいいね。
実家が遠い人はもちろん。近くてもいつでもお願いできるとは限らないしね。
と思って、
これまた、近しい人に話したところ(50代女性)
「じゃあ、じいさん、ばあさんは(じいさんばあさんの助け)は、もう要らないってこと?」
と何故かキレ気味に言われました。
あまりに意外な反応だったので、
「イヤ、そういう訳ではなく、選択肢が増えるのはいいことではないか・・・。」みたいな適当なことをいってきりぬけました。
何か、個人的な事情でもあるのでしょうか?
そんなひねくれた捉え方をするとは・・・・。
家族のことは家族で、よりも地域とかいろいろな力で、子育てができたらいいのにな。と思ったのですが・・・。
ブルーベリーの防草シート
これは、おまけ的エピソードですが・・・・
最近、あるブルーベリー農園経営者のブログを読んでいたら、
その方は別のブルーベリー農園を訪れたときのことが書かれていました。
ポットに植わった苗にも、ポットの中に草が生えないように、ポットの上にも防草シートがかぶせてあり、、苗にもここまで手をかけていてすごい。という主旨でした。
私は正直なところ、本文を読む前に写真だけ目に入り、「ポットの中超暑そう、かわいそうだな・・・。」と思いました。
うちの庭のブルーベリーのポットの中の地温は、半日蔭にもかかわらず、夏場の日中で40度くらいになっていました。
ポットに防草シートかぶせれば、50度は余裕で超えていそうです。
実際に、ブルーベリー苗木の栽培にどう影響するかは、はっきりと分かりません。
しかし、少なくとも、その方と私の感じ方が結構違うのだと思いました。
まとめ
このように、「当然相手もこう思うだろう。」というのは、どうやら思いこみのようで、予想もできない角度から、違うものが見えていることもあるようです。
相手が望んでいないことを察知したら、その話題はさっと切り上げましょう・・・
しかし、言い換えれば、違って当たり前なので、
自分の考え方や感じ方が人と違っても、全く気にすることはないということですね。
まずは自分の心に従いましょう!
今回も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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