horseshoe(馬蹄)ガーデンをつくる~カモミール畑づくり~ vol286

カモミール畑の画像 パーマカルチャー
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

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インスタグラムもやってます。

ブルーベリー農園にカモミール畑を作り、horseshoe(馬蹄 ばてい)形にしてみました。

パーマカルチャーで用いられるデザインの「キーホールガーデン」を参考に考えてたのですが、その様子を紹介します。

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馬蹄(ばてい)系にしたhorseshoeガーデン

カモミール畑は、カモミールを摘み取りやすいように、キーホールガーデンを参考にした形にしました。

設計図はまとめとして書きましたが、実際には現場で作りながら考えたものです。

中央と外側から作業が可能で、いろいろな場所からカモミールを摘み取ることができます。

また、草刈りも考慮し、中央部分は乗用草刈り機の幅にあわせて1m確保しました。

馬蹄(ばてい)のような形になったので、「horseshoe(ホースシュー)ガーデン」という名前をつけてみました。

(↑以前作った「キーホールガーデン」)

horseshoeガーデンづくり作業

耕運機で表面の草をとる

(↑ごく表面だけ耕します。2馬力の非力な耕運機なのでちょうどいい感じです)

耕運機で、軽く耕して表面の草をとります。

あまり耕すと土壌構造を破壊していまいすので、草の根が残るくらい、なるべく5cmくらいの深さでごく浅く耕しました。

私は普段はほとんど不耕作で栽培していますが、カモミールの種が小さいので、発芽まで、なるべくほかの草を抑えるねらいもあり、少しだけは耕しました。

畝立てしながら整形

軽く畝立てをしながら形を作っていきます。

(↑馬蹄形に畝立て、高さは5cmもないくらいです)

畝立てといっても、植える場所がどこなのか表示するくらいの低い畝です。

水はけはとても良い土なので、高さは必要ありません。

種まき

カモミールは、種が細かいのでプランターやポットで苗をつくることが一般的ですが、庭でこぼれ種でどんどん出て来るカモミールをみていて、直蒔きでも丁寧に蒔けば、大丈夫ではないかと考え、直蒔きにしました。

畝にかるく溝をつけて、種をまきます。

非常に小さな種なので、土はほどんどかけず、発芽の妨げになりそうな石や土の塊をどかしながら、ごく薄くかけました。

(↑種が小さいのでごく薄く覆土。併せて土塊や石を除去します)

その後はしっかりと足で踏んで鎮圧し、乾燥防止のためにもみがらをかけました。

(↑足で踏んで、しっかりと鎮圧。雨などで種が流れてしまうのも防止できます)

(↑保湿のためにもみがらを巻きます。)

作業性もばっちりのhorseshoeガーデン

パーマカルチ―で用いられるキーホールガーデンの利点として、中心から、どの場所にも手が届くというのがあります。

ホースシューガーデンでも、中央付近にもみ殻の容器をおけば、動かさずに、もみがらをどこへでもかけることができました。

(↑中央にもみがらの容器を設置すると動かさずに全ての面に作業が可能でした)

秋に発芽し、越冬し、大きな株となり、花をたくさ咲かせてくれる・・・・そんなイメージをもっていますが、うまくいくかはまだまだわかりません。

でも、その光景を想像すると、ワクワクしてきます。

(↑庭でこぼれ種から毎年出て来るカモミール。)

また、続報も記事にしていきたいと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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