「農業は夫婦でやるものなのか」について~パートナーシップを考える~ vol281

脱サラ農業・起業
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

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インスタグラムもやってます。

よく、農業を始めたというと

「奥さんと二人でやってるんでしょ?」と聞かれることが意外に多いのですが・・・

うちは基本的に一人でやっています。

実際には様々な形があるのですが、なぜか「農業は夫婦でやるものだ。」と考えている人も少なくないです。

もちろん、一人ではできない作業や忙しいときは手伝いをお願いすることもありますが、基本は一人農業です。

今回はその理由もふまえて「農業は本当に夫婦二人でやるものなのか?」について書いてみました。

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農業は1人でも生活は夫婦2人で支えている

うちの場合は、基本的に普段の農作業は私一人でやっています。

(ちなみに家庭菜園などの趣味的な作物もほぼ一人で育てています。)

物理的に無理な作業のときなどは手伝ってもらってり、土日などに子どもたちを遊ばせながら・・・ということもありますが、基本は一人作業です。

妻が農業に全く興味がないわけではありませんが、農業は私がやりたいことであって、妻は妻でやりたいことが別にあるため、優先順位の問題です。

仕事(収入面)、家事・育児(生活面)では夫婦で支えあっています。

1人でできるかは作物や工夫次第

ブルーベリーやヘーゼルナッツなどは比較的、日常の管理作業が少ない作物ですが、一人でできるように作業のやり方や時期なども工夫しています。

ブルーベリーは出荷ではなく観光農園がメインという販売スタイルにしている点も大きいです。

作物にもよるため、一概には言えませんが、販売形態を含めてやり方次第という面もあるかと思います。

パートナーにリスペクトがあればどんな形でもいいのでは?

もちろん、夫婦二人で農業をやりたい場合やどちらかがどちらかを「支えたい」という気持ちが強ければ、夫婦二人農業も素敵だと思います。

と、いうか1人で作業している時が多いので「夫婦2人で力をあわせてやってます」という話を聞くと、うらやましくなる時も正直あります(笑)

でも、パートナーがどういう生活、どういう仕事、どういう人生を生きたい・・・ということが尊重できて、お互いにリスペクトできていれば、どういう形でもいいのではいかと思います。

だから、「夫婦二人でなければできない。」「夫婦でやらなければならない」「やって当然(?)」・・・ということは全くないと私は思っています。

同じことをしていなくても、少なくともパートナーはあなたが幸せになってほしいと願っていると思いますし、直接でなくても結局のところ、ほかの部分や、精神的にも支えられていることが多いです。

「農業は夫婦2人で」という固定観念に縛られなければ、お互いの人生がより豊かになる形をさぐっていく方法は無数にあるのではないでしょうか。

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