私の農業機械との向き合い方~私は「持っていない農家」~ vol197

脱サラ・農起業
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz))です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

かんざきたつやのプロフィールページを見る

「ブルーベリーの森あづみのホームページ」をみる。

私は、一応、ブルーベリーを栽培している農家です。

しかし、農業機械はほとんど持っていません。

今回は、脱サラして農業を始めて、農業機械についての考えを書いてみました。

同じような境遇の方の参考になれば幸いです。

農業機械が超高い・・・・!

農業をはじめようと思ったときにいろいろ調べて率直な感想が・・・

機械や設備が超高い」ということでした。

高いか安いかは、相対的ものなので、あくまで感覚的に思ったことです。

起業するにあたり、設備などに先行投資することは、当たり前なのかもしれません。

しかし、ごく普通の地方公務員だった私には、一気に怖くなるような高額な設備に思えました。

補助金などを活用して、借金をしたりして始めるのが普通・・・みたいなことも農業雑誌には書いてありました。

しっかりとした就農希望者であれば、そのような現実を受け入れて、着々と準備をするのかもしれませんが、小心者の私は、長らく、どうにかならないだろうか・・・とうだうだ悩んでいました。

機械経費の少ない作物と栽培方法

そうやってモヤモヤしているうちに、偶然にも「ブルーベリー」という作物と「ど根性栽培」という方法に出会いました。

実はブルーベリーは、本来の生命力を発揮させる環境を整えれば、無農薬栽培も可能な作物です。

私がとりくんでいる「ど根性栽培」は、潜在能力を発揮する極論のような栽培方法で、灌水もしないので、そのための設備は不要です。

農薬をまく作業は不要なので、散布のための機材もいりません。

植穴をほって、その土地に直に植える林業のような栽培方法です。

ちなみに、私は元、県庁の林業技術職員で、林業普及指導員などの資格も持っています。

どちらかというとなじみのあるやり方でした。

機械は草刈り機だけ買いました

稼働率で購入するかを決める

設備投資が少ない作物と栽培方法に出会うことができましたが・・・・

さらに、限られた資本を有効に使うため、稼働率を考え、レンタルする方が安いものは徹底してレンタルを利用しました。

以前、働いていた農業法人での経験から、稼働率の低い機械は、壊れることも多く、修理などの維持費も大きくなることを体験し、購入費用のほか維持費も考慮しました。

乗用草刈り機は買いました

ただし、草刈りは必要です。

ブルーベリーの樹の周りは木材チップでマルチングしてありますがら周辺の草が育ちすぎると、苗が草の陰になっていまうことがあります。

5~9月くらいまでは、2~3週間に一度 定期的に草刈りをします。

合計すると面積が50aほどあるので、肩掛け式の刈り払い機では、非効率的であり、暑い時期はかなり重労働です。

そのため、当初から、乗用の草刈り機を導入しました。

以前働いていた農業法人で、乗用の草刈り機を見て以来、広い面積なら、乗用が必要だと考えていました。

だいたい1回あたり、2~3時間程度で刈ってしまいます。

肩掛け式の刈り払い機も使用しますが、メインになるのはほとんど乗用草刈り機です。

乗用草刈り機は中古でヤフーオークションで落札しました。

近隣の出品者だったので自分で引き取りに行って、20万円ほどで購入しました。

乗用草刈り機は、レンタルすると一日あたり2万円くらいなので、1.5シーズン以上使えば、購入した方が安いことになります。

現在、2シーズンが経過したため、レンタルと比較した場合の元はとれた計算になります。

なお、刈り払い機は、だいたい3万円くらいで、庭の草刈りなどにも使用したりと、使用頻度が高いため、こちらも購入しています(レンタルは一日5千円くらいです)

軽トラもレンタル

農業を始めるにあたり、必ず連想される機器として「軽トラ」がありますが、私は軽トラを持っていません。

苗の運搬にも利用しましたが、あとは基本的に、観光農園に必要な資材を運搬するくらいで、日常的に使うものではないからです。

現在、ブルーベリーの育成期間なので収穫はしていませんが、ビジネスモデルが観光農園なので、今後出荷で大量に運搬することもないと考えています。

軽トラは、レンタルすると一日あたり3千円~5千円、一カ月で5万円くらいでした。

車を所有すると、任意保険と車検と税金だけでも年間10万円以上かかります。

購入した場合は年間10万円を超える維持費と本体の購入価格(会計上は原価償却費)がかかります。

年間10万円以内なら、維持費の範囲内でレンタルすることができます。

合理性の問題とは別に、気持ち的にあると楽しいよな~と思うときもあるのですが、資本が限られているので、初期の段階ではここには投資しないことにしました。

レンタルのメリット・デメリット

レンタルのメリットは、以下のとおりです。

  • 使用頻度の低い機械はトータル経費が安くなる
  • 維持費がかからない
  • 初期投資が小さくなる

しかし、自分の思い通りの時期に借りることができなかったり、毎日使うようなケースには適しません。

知り合いから借りるというのも有効ですが、万が一、故障などがあったときに、めんどうだともいえます。

私も、地元の農家さんから2tダンプなどをお借りすることもありますが、頻繁に借りるのは正直ちょっと抵抗があります。

機械のレンタルのメリット
〇使用頻度が少ない機械はトータル経費が安い
〇維持管理経費(修理等)、維持管理の労力がかからない
〇初期投資を小さくできる
機械のレンタルのデメリット
〇使いたい時に使えないない恐れがある。
〇機種を選ぶことができない
〇知り合いに借りるときは故障などがトラブルになるおそれがある
 

まとめ

機械や設備投資に対する考え方はそれぞれですので、あくまで私の考え方を述べさせていただきました。

今後の展開はどうなっていくかわかりませんが、

機械は、稼働率を考慮し、レンタルと比較して、安くなる場合は以外は買わないというのが今の基本方針です。

私が初期投資を大きくする度胸がなく、資本が限られているという事情も多いにあるのですが、だからこそ、かなり考えることもできたと思っています。

ほんの一例として、参考になれば幸いです。

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうとざいました。

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