そもそも何故ブルーベリーを作っているのですか?という話 vol170

blueberryの画像 ブルーベリー
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脱サラ元地方公務員、ブルーベリー農園経営者。かんざきたつや(@ttykanz)です。

農業を目指した理由、脱サラの経緯、農園のコンセプトなどは、下記のプロフィールページ又をご覧頂けるとうれしいです。

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最近、自分のやっていることを数人の方にお話しする機会がありました。

その中で「何でブルーベリー作ってるんですか?」と聞かれました。

思い起こすと、これは非常によく聞かれるなあ・・・と思いました。

すごく前に過去記事でも書いたことがあるのですが、現在の視点でまとめてみました。

ブルーベリーを知ったきっかけ

ブレブレだった方針・・・・

元林業の公務員「エセ家庭菜園愛好家」の私が、農業をやるぞ~と決意した最初の頃は漠然と無農薬でおいしくて健康な野菜を作りたいと思っていました。

しかし、心が弱い私は、「もし、もうからなかったらどうしよう・・・・家族もいるし」とか不安で、もやもやしていました。

もちろん、素晴らしい栽培技術の方、自分で販売ルートを確立されている方も多くいらっしゃいます。

しかし、その頃の自分は全く自信も根性もなく・・・ネガティブな情報に右往左往する日々。

いろいろ調べていく中で、とにかく情報過多で迷子になっていました。

杉山経昌さんの「農で起業する!」を読んでからの影響が大きく、果樹で観光農園をやろうと漠然と方向性が出てきたものの、やっぱり何かもやもやしていました。

ちなみにその頃は果樹を育てたこともありませんでした・・・・

今思うと本当に、「自分がやりたいこともわかっていない。」方針もブレブレで恥ずかしくなります。

ブルーベリーを知る

そんな中ブルーベリーを知ったのは、江澤貞雄さんの「ブルーベリーをつくりこなす(農文協)」を読んだのがきっかけでした。

その後、畔柳茂樹さんの「最強の農起業」などを見ていく中で、ビジネスモデルとしても有効だと思いました。

セミナーに参加したり、いろいろな場所に実際にブルーベリーを食べにいったりしながら、

実体験が乏しく、観念で固まってしまっている頭をよくよく頭の中をときほぐしながら、考えました。

一つは、自分が栽培する過程で一番好きなのは、 自然の力が発揮されて、奇跡のように作物がそだっていく過程を眺めるのも好きだということ。

さらに、 至福の瞬間は家族に喜んでもらっているとき、家族、子どもが収穫を楽しんいるときだと気が付きました。

ブルーベリーは繊細な作物だと思われることも多いですが、水はけなどの環境を整えてあげて、本来の力を発揮させてあげれば、非常に強靭な果樹です。

自然の力を存分に発揮して、というイメージがピッタリです。

また、樹上でしか熟さないので、本当に完熟して甘いブルーベリーは、ブルーベリー狩りでしか楽しめません。

ブルーベリーは酸っぱいというイメージは未熟な果実のことであり、完全に誤解です。

自然の力で育ったブルーベリーを子どもたちがおいしく食べるのをニヤニヤして眺めていたい・・・

うちの庭でブルーベリーができたから食べてきなよ~というのを、大きくした感じです。

(これはのちほど実際に庭でやってみました)

どうせやるなら、農業で自分の一番好きな部分を大きく切り取って、強化してやってみたい。

というのがブルーベリーを作り始めたきっかけです。

その後色々とあって、確信にかわる

その後、栽培を学ぶために農業法人へ転職したり、自分でもブルーベリーを栽培したり、調べたりしました。

ブルーベリーの需要や栽培面積は年々増加しています。これは世間が「果樹離れ」と言われる中では異例の動きのようです。

抗酸化作用や食物繊維など、健康面でも注目され、市場単価も比較的高い作物です。

(ブルーベリーはそのまま冷凍もできます。スイーツとの相性も抜群です)

しかし、生産としては、唯一にして最大の弱点があります。

ブルーベリーの弱点は「収穫に時間がかかる」ことです。

ブルーベリーの果実は一粒単位で熟すので、一粒ずつ、確かめながら手作業で収穫します。

・・・・とても時間がかかります。

したがって、収量があがらない作物です。

上げようとすれば、人件費が膨らむ・・・正直、出荷向きの作物ではないと思います。

私が以前、一年ほど働いていた農業法人では、大量の受注をさばくため、まさに人件費をかけまくって、すごい人数で収穫していました。

大規模にやればやろうとするほど経費が大きくなり、収益率は決して高いとは言えません。

また、炎天下の中ひたすら収穫⇒運搬の作業は、途方もなく、ブルーベリーの樹をみる余裕なんてありません。

ふと、むなしさを感じることもありました・・・・

しかしこのブルーベリーの弱点ですが、

少しずつ長い期間収穫できるということは、しろ「摘み取り園」には向いているんです。

農業なのに収穫しない。

だけど、一番おいしい状態をその場で味わってもらうことができる。

ブルーベリーにとっては無理のないかたちだと思います。

というか、私は、そもそも、それをやりたい。

自分らしく・・・

ブルーベリー観光農園というアイディアは、昔からやっている方はたくさんいます。

私らしくやるにはどんなことをやろうかと思ったときに

パーマカルチャーなどの要素を取り入れて、持続可能な「食べられる森」としてのブルーベリー農園。

ブルーベリーのように、出荷には向かないからという理由で、姿を見かけなくなってしまった果樹を探し出したりして、一緒に栽培していく。

そして中心には自然の力で存分に育ったブルーベリーの完熟果実がある。

無為自然。本来の自分に戻れる。

そういう空間に素敵なお客さんと笑顔でいたいなあ・・・と考えています。

なんだか、恥さらしのような感じになってしましましたが、やりながらブレブレが定まってきたというのが正直なところです。

でも、今はとても幸せだと思っています。

ちなみに、一年前に開業届を出したときの屋号は「幸せフルーツ工房」です。

子どもの頃の夢は「くだもの屋さん」だと文集に書いてありました。

あ、叶ってる・・・・

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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