【家庭菜園向け、じゃがいものポリマルチマルチ栽培方法】脱サラ元公務員のひきよせ農業vol.108~ブルーベリー&自然栽培

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脱サラ、元地方公務員、最近まで某農業法人にてブルーベリーの栽培をやっておりました、そして今は起業し、自分のブルーベリー農園を準備しています。かんざきたつや(@ttykanz)、36歳です。

 

農業を目指した理由、脱サラの経緯、やりたい農園のコンセプトなどは、下記のプロフィールページ又は、下記リンクご覧頂けるとうれしいです。

 ⇒かんざきたつやのプロフィールページを見る

 

 

着々と農園の準備を進めております。

こうご期待☆

 

今回は、じゃがいものポリマルチを使った家庭菜園むけ省力栽培方法について書きたいと思います。

  

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じゃがいものマルチ栽培方法

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簡単!ジャガイモのマルチ栽培法

 

保存が利き、おおくの料理に使うことができるジャガイモ。

キッチンでも人気の食材です。

 

おおよそ30株で20kg程度の収穫ができるといわれています。

4人家族であれば、十分な量ではないかと思います。

 

ジャガイモは、初心者でも比較的栽培がしやすい作物と言われていますが

土寄せを数回するなど、栽培中にけっこう土を動かすので

特に高齢者の方など、この作業が結構つらいという声もききます。

 

このため、試行的にポリマルチを用いて土寄せを行わない省力の栽培方法を試してみました。

 

じゃがいもができる場所

 

じゃがいもは、種イモの上に、いもができます。

根っこのようですが、実は茎であり、太陽の光を浴びると、緑になり(緑化といいます)サポニンという毒性を含むようになってしまいます。

そのため、土寄せを数回行い、できたいもに太陽に光があたらないようにします。

 

マルチ栽培はポリマルチを用いて、日光を遮ることで、土寄せと同様の効果を得る栽培方法です。

 

 

準備

 種いもを購入し、数日日にあてて芽を出します。

この工程は省略してもOKですが、芽を出してから植えた方が、発芽が早く、そろいやすくなります。

 

植え付けの数日前に種いもをカットします。

 

いもの頂部をカットします。

頂部とは、いものへそみたいにへこんでいる側の反対側です。

よくみると頂部に芽が集中していることがわかります。

頂部をカットすることで、残りの強い芽だけが少数でてくるように調整ができます。

 

(頂部の写真)

じゃがいもの写真1

 

 

(へそ部分の写真)

じゃがいもの写真2

 

 

(頂部のカット)

じゃがいもの写真3

 

 

切ったあとのいもが60~80g程度になるようにカットします。

 じゃがいもカットの画像

 

数日乾かしておくと、カットした部分が乾いて、コルク状になります。

いもの成分で切り口が黒くなることがありますが、問題ありません。

 

いもの写真4

 

 「カットしてすぐの方がイモが弱らなくていい。」とか

「切らない方がいい。」とか

「灰を塗ったほうがいい。」とか・・・・

 

様々な説があり、よくわかりませんが、土に触れることになる部分には、ある程度の防御機構が働いてからの方がいいようなきがします。

 

灰は比較したことがないので正直よくわかりませんが、別になくても支障ないような気がします。

  

畑は、畝をたておきます。

水はけが悪い畑ではいもが腐りやすいため、15~20cmくらい畝の高さはほしいところです。

 

30~40cm間隔に切り口を上にして置いておきます。

じゃがいもの画像5

 

切り口を上にすると、強い芽が少数でてくるので、後述する芽かき作業の手間が少なくてすむ上に、病害虫にも強くなると言われています。

 

・・・ですが、両者を比較したことがないので、そんなに差がでるのか正直よくわかりません。

北海道とかで大規模な栽培をしている農家さんが、そんな細かい作業をしているのか、いつか調べてみたいと思います。

 

条間(列ごとの間隔)は50~60cm程度です。

 いもが動かない程度に、地表から1/3程度押し込むような感じでOKです。

 

いもを置いたら、もみ殻をいもが隠れる程度にかけます。

じゃがいもの画像6

参考にした資料には、何故もみ殻をかぶせるのか解説がありませんでしたが

 ポリマルチに直に接しないようにして、イモが高温になることを防止する。

ポリマルチをかけたときにいもが動かないようにする。

ことがもみ殻で覆う理由だと私は解釈しています。

 

私は、じゃがいもは基本的に無肥料で育てていますが

今回は、一条だけは、いもの間に、ぼかし肥を一握りの半分くらいを置いて、比較してみようと思いました。

 

全て設置したら、黒のポリマルチをかけておきます。

 

ポリマルチの画像

 

発芽してくると、ポリマルチがポコッと膨らんだようになってくるので、

発芽をこまめに確認し、マルチに穴をあけて、上に出します。

 

じゃがいもの発芽画像

(いもが露出しないようにと、ポリマルチが被さらないように、穴をあけたところ周辺に土をかけておきます。)
 

地上部に出すのが遅れると、太陽熱で芽が焼けてしまうおそれがあるので、まめにチェックしするように注意します。

 

複数の芽が出てくる場合は、必要な分だけ残して芽をとります。

種いもごと抜かないように、抑えながら芽を引き抜きます。

 

2本残すと書いてある書物が多いですが、多く残せば、小さいいもが多量に、少なく残せば大きいいもが少量になるので、好みに合わせて調整すればよいのではないかと思います。

家庭用なら、あえて株毎にばらつかせて、様々な大きさのいもを作ってももいいかもしれません。

 

土寄せや追肥などは行わずに、地上部が枯れてきたら収穫します。

 

雨が降った直後などに収穫すると、いもに水分が多く含まれるので、腐りやすくなります。(私は腐らせてしまったことがあります・・・・。)

できれば晴天が続いた後に収穫した方がいいと思います。

 

半分くらい地上に出たような状態でいもができるので、収穫もラクだと言われています。

 

まだ試行中ですが、隣の畝の普通に栽培しているものと終了や労力などを比較してみようと思います。

 

このやり方は「農家が教えるジャガイモ・サツマイモつくり(農文協)」を参考にしています。

 

農家が教える ジャガイモ・サツマイモつくり

農家が教える ジャガイモ・サツマイモつくり

 

   

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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